北海道の春を告げる桜が満開となり、あちこちでお花見の機会に恵まれる季節となりました。
当介護老人保健施設あつべつでも、1階、2階、3階の各フロアに利用者の皆様をやさしく包む美しい桜の花が咲き誇っています。
実は、この桜の花は、利用者様一人ひとりの創造性と個性が込められた作品なのです。
当施設では、日々、利用者様の能力に合わせた様々な作業活動を行っており、それぞれの活動に具体的な目標を設定し、日常生活の機能向上につなげています。
また、同じ活動でも、参加者の能力や関心に合わせて難易度や参加方法を調整するなど個別性を重視した対応で提供しています。
例えば、この桜作りも、一人ひとりの能力に合わせて、花びらの形を切ったり、色を塗ったり、飾り付けをしたり、回想の実施など、様々な工程を用意しました。
このように、私たちは個別性と日常生活への繋がりを意識し、季節感を取り入れ、作品に物語を添えることで、参加意欲を高め、自己肯定感にも繋がるよう心がけています。
満開の桜は、利用者の皆様の頑張りと創造性の結晶です。
私達は、これからも温かい雰囲気の中で、個性を尊重したケアを提供し、皆様が充実した日々を送れるよう努めてまいります。
ぜひ、満開の桜が彩るあつべつへ遊びにいらしてください。








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