さっぽろシゴト博に行ってきました

三井事務局長のBLOG

先日、「さっぽろシゴト博」に係員として参加してきました。 このイベントは、様々な業界の仕事を体験できる、まさに「仕事のテーマパーク」です。私は「医療・福祉ゾーン」にて、栄和会の現場介護職員と共に、高齢者疑似体験やリフト操作のサポートを行いました。

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当日はあいにくの雨風。「来場者は少ないのでは…」と心配していましたが、会場は多くの親子連れで大賑わいでした。みやぞんさんのトークショー効果もあったのかもしれませんが(笑)、お子さんの将来を真剣に考える親御さんたちの熱意に、改めて感心いたしました。

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この日の、私の最大のミッションは、ステージ上での「1分間プレゼン」。 短い時間の中で、子供たちに介護の魅力をどう伝えるか悩みましたが、今回は「ハイテクさ」を前面に出す作戦にしました。 インカムやiPhone、センサー、パワースーツに介護リフト。 「クールなデジタル技術」×「温かい人の心」。 この融合こそが、現代の介護の魅力です。緊張のあまり本番の記憶は曖昧ですが、少しでも「介護って凄そう」と感じてもらえていればうれしいです。

また、ブースでの高齢者疑似体験では、一緒に参加した介護職員の姿に感銘を受けました。 初めて会う子供たちに対し、自然な声かけで上手に誘導する姿を見て、「そうだった、彼らは対人援助のプロだった」と再認識。こうした職員の存在が、日々現場で利用者様の暮らしを支えているのだと実感する良い機会となりました。

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子供たちのなりたい職業ランキングでは、YouTuberやエンジニアが人気で、介護職はまだ上位には入りません。多くの人は、大人になり、親や親せき、パートナーの老いや介護の必要性を考えることで、この仕事の尊さ、大切さに気づくことが多いようです。 しかし、こうしたイベントをきっかけに、少しでも早い時期に介護の魅力に触れる子供たちが増えてくれればと願っています。

雨天ではありましたが、活き活きと介護体験をする子どもさんたちに未来の希望を感じた一日でした。

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