人事異動がありました

7月1日付で、長年勤めてまいりました「ひらおか梅花実」を離れ、法人本部で勤務することとなりました。

現場から離れることに一抹の寂しさを感じながらも、早くも1か月が経過しようとしています。これまでは、利用者様が暮らすその場所で、間近で起きていることを見聞きしながら働いてきましたが、今後は少し離れた場所で、現場の職員の皆さんが力を発揮できるよう支援していく役割に変わります。

ちょうど今年は、私自身にとっても社会に出て30年という節目の年。そして、戦後80年。昭和で数えると「昭和100年」の年にあたります。

私が福祉の現場で働き始めた頃は、明治生まれの利用者様がまだ多くいらっしゃいました。会話の中から生まれ年を伺っては、「明治は45年まで･･･で、大正は15年･･･昭和は…」と頭の中で暗算をしながら年齢を数えていたことを懐かしく思い出します。暗算が苦手な私は、いつも計算に苦戦していたものです。今年は暗算がしやすい年ですね。

年を重ねても元気に過ごされている利用者様の姿に励まされ、「自分もこんなふうに歳を重ねたい」と思えるような、人生の先輩方との出会いが何よりの楽しみでした。

本部での仕事は、直接利用者様と関わる機会が少なくなり、寂しさを感じる瞬間もありますが、目指すところは変わりません。
「利用者様の健やかな暮らしを守ること」、そして「職員が働きやすい職場をつくること」。

その想いにぶれず、これからも新しい立場で自分の役割取り組んでいきたいと思います。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。